境界性人格障害,摂食障害,アーティスト活動,私のすべて

ソングライター、アーティストとして生きてきた私のすべて

ひとつめのジェンガの倒壊

バンドメンバーのギタリストとは、バンドを組む以前から恋愛関係にあった。

境界性人格障害を持つ私は、精神疾患を良く思わない母親と子供の頃から続いていた姉からの暴力から逃げるように、高校を中退した18歳のその年、彼と出会い、すぐに同棲を始めた。

彼に対する周りからの評価は高かった。
誰とでもフランクに付き合い、多趣味で物知りであり、先輩後輩問わず、誰からも好かれる「良い奴」だった。

私にとっても、「恋人」ではなく、「良い奴」、で留まれば良かったのだけれど。



歌を歌うということ

きっと何者にもなれない。

自分は自分でしかない。

全てを受け入れられるように、ブログを始めてみました。

20歳で、とあるロックバンドのボーカリスト、ソングライターとしてインディーズデビューを果たした私。

現在24歳。

色濃く過ぎ去っていった4年間。

境界性人格障害という非常に厄介な人格障害を抱えながら曲を書き、ステージに立ってきた十代から今までの8年間。

ステージに立ってライブをする。

歌を歌う。言葉を伝える。

それはオーディエンスから、自己顕示欲、承認欲求を満たして貰うと同時に、自分へプレッシャーを与える。

常に半年以上先まで決まっているスケジュール。

内訳は、ツアー、レコーディング、ミーティング、etc

ボーカリストでありソングライターである自分はそのスケジュールをこなしながらも曲を書き、歌詞を書き上げ、ライブの構成を決め、思いの丈をひたすらにぶつけ続けてきた。

でもある日、ある事をキッカケに積み上げてきたグラグラのジェンガが倒壊した。