境界性人格障害,摂食障害,アーティスト活動,私のすべて

ソングライター、アーティストとして生きてきた私のすべて

ひとつめのジェンガの倒壊

バンドメンバーのギタリストとは、バンドを組む以前から恋愛関係にあった。

境界性人格障害を持つ私は、精神疾患を良く思わない母親と子供の頃から続いていた姉からの暴力から逃げるように、高校を中退した18歳のその年、彼と出会い、すぐに同棲を始めた。

彼に対する周りからの評価は高かった。
誰とでもフランクに付き合い、多趣味で物知りであり、先輩後輩問わず、誰からも好かれる「良い奴」だった。

私にとっても、「恋人」ではなく、「良い奴」、で留まれば良かったのだけれど。